またもや、ダイエットで気になった部分を見るためにすっぽんぽんに……なっているわけではありません。
そして、大変に良く似ていますが、わかさまでもありません。
こちらが、最初の日記部分(カテゴリー【わが一族】)にも書きましたが、
謎の人物その①です。←こらーっ
どうやら転生時に、生まれたての能力値の記録をSSにしておこうと、潔くすぽーん!と全裸になった瞬間のようです。
仁王立ちですが、わが一族は男女の別なく、転生後はこのように容赦なく
すっぽんぽんです。
全員が一丸となって、すっぽんぽんです。
………野生の風となれ、一族よ。←ちがう
時々、誰もいないと油断して、
「すぽーん」
などとチャットで表示しながら、勢いよくいろいろなものを脱ぎ捨てていると。
実は先客が岩の真後ろに立っていたりして。
…………おたがいにいたたまれない気持ちになり合ったりすることが、あります。
すみません、すみませんっっ。
仕方がないので、そんな時には開き直って、あたかも
生れながらの裸族のようにすっぽんぽんのままフィオンまで走っていくか、慌ててお洋服を着るか…。
でも、良く考えたら堂々としていていいのかも知れません。
だって、10ちゃいだから。子供なので、
はだかで走り回っても何の不都合もないような、そうでもないような。
一族の女子は、かつてのバレンタインイベント(サキュバス服イベント)の時に、やっぱり油断してラノですっぽんぽんのままログインし。
いえ、この場合はログインしたらすっぽんぽんになっていた、が正しいのでしょうか。
(↑これが、その時にいただいていたサキュ服です………って、やっぱりひつじ刈ってますが!!)
………この時、お洋服を取り寄せようにも銀行にあずけたまま&肉やらハーブやらありとあらゆるドロップ品が手持ちのインベにぱんぱんで、どうしようもなく。
泣きながらメイズ平原をベースキャンプまで駆け戻って。←まさに裸族
その後、すっぽんぽんのままダンバに降り立ち、やけになって踊りまくりながら銀行に飛び込んで事なきを得ました。
…………いや、全然事なきを得ていませんが!
われながら、しっかりSSを撮っていたのでぺたり。
背後の殿方のおみ足は、ニッカです。
……………見ましたね。
そして、また手にはもふもふナイフを握り締めている事実に、編集しながら気がつく今日この頃。
どこまでもふりまくりに遠征していたのでしょうか。
それはともかく。
本日は、裸体自慢のために、再度すっぽんぽん映像を掲載したわけではなかったりします。
昨日の日記に書き忘れていたことがあったのです。
すぐ上で風になった一族女子のことではなく。今現在も、いまだに初心者のココロを忘れきってはいないというか、全然進歩していないというか、そんな一族ですが、くっきりきっぱり正真正銘の初心者だった時のお話です。
長いので、思い出話は
【追記】の下に。
そして、SSはありません。
【追記・或る長老の思い出話】 ←Σ(・□・)だれ!?
現在では、
大きな身体のあやしい方々が、黙々ときつねを狩っているティルコ東の草原。
………の手前の、赤キツネ~黒オオカミ繁殖地部分。
自分が、はじめてエリンの地に降り立ったあたりでは、そちらにいらしたのは大きな方ではありませんでした。
いえ、もちろん大きな方もいらっしゃいましたが、そこで冒険していたのは主に
小さい身体の方々だったのです。
木刀からようやくショートソードに持ち替えた頃。
ちょっと周囲を見る余裕も出ます。
気がつけば、いつも数人の方々が、へっぽこ冒険者である自分と同じようにその場所で狩りをしていました。
仲間です。わーいわーい。
不思議な連帯感とともに、ますますがんばって狩りに勤しみます。
きっと、周囲の方々は自分よりも熟達した方々のはずなので、戦い方のなんたるかをまだまるでお勉強していない初心者の自分は、邪魔したり失礼がないように、少し離れた場所でぽくぽくキツネと戦います。
ぽくぽく、ぽこぽこ。←自分
ぼかーっ!←きつね
ぽくぽくぽく、ぽかっ。←自分
ばしばしばしいーっ!!←きつね
ふうふう。
いい勝負です。←嘘だから、それーっっ
日々、そんな感じで楽しく頑張っておりました。
ある日、ふと気がつきます。
どうして、この方たちはお洋服を着ていないのでしょうか。もちろん、答えは分かっています。
自分は、ちゃんと知っています。
ティルコの広場で、集まっている方達がおしゃべりしているのをこっそりいろいろ
聞き耳を立てていましたので。強い冒険者の中には、普段は
お洋服を着ないで生活する方達がいるということを。
どうしてそんなことをするのか、今ひつと初心者の自分には仕組みがよく理解できないでいましたが、とにかく、お金がかかるとかいうことらしかったです。
そして、強さが違い過ぎると戦う意味がないとか何とか…。
つまり、この草原の方たちは、
ものすごく強い勇者な人たちなのです。
強くて強くてどうしようもないので、たかがキツネごときと戦う時には、強過ぎる部分が弱くなるように調節するために、このように
すっぽんぽんで相手をしているのです。
エリンの事をひとつ理解して、物知りになった自分でした。
その日から、ますますその方たちを見る視線に尊敬がこもります。
そして、不思議な事がもうひとつ。
むしろ、それは感動でした。
この勇者の方々は、
一糸乱れぬ動きをするのです。
お一人だけかと思っていた裸体の勇者さまは、どうやら連れの方がいました。
数名で、はなれたり近づいたりして戦っているので、おそらくあれが噂に聞く
PT(パーティー)というものなのでしょう。
PTを組めば、ちょっと位置が離れてしまった相手の元へも、あのようにきちんと戻れるのですね。
ふむふむ…と、またひとつ利口になった&ちょっぴりうらやましく思ったのでした。
今と変わらず、エリン一人旅の自分には、PTなんて噂に聞くだけのシロモノだったので、ものすごくうらやましげに見つめていた筈です。
もしかしたら、指などくわえてしまっていたかも知れません。
たかたかと、どこからともなく走ってきた
裸体の勇者さまのおひとりが、ぽかりとキツネを叩きます。
そのうちに、別の場所へと移動するのですが、後から走ってきた
新しい裸体の勇者さまが、別の場所で止まった先のお一人のすぐ真後ろに移動して、ぴたりと身体をよせるのです。
そのまま、最初の方が移動して狩り、次の方も狩り&同様に移動してまた真後ろに…。
見事な動きです。
あれが、連係プレーというやつでしょうか。
時には、
更なる新しい裸体の勇者さまが参加する事もあります。
最初の方が、後方の方を待っているのか、三人ぐらいが剣を構えた姿勢のままで、一緒に佇んでいる光景もみうけられます。
その様子は、まるで
電車ごっこか、はたまた
運動会のムカデ競走を彷彿とさせるぴったりぶり&統制のとれた見事さです。
………すごい…!!Σ(・▽・)匠の技を拝見しました。
車の車庫入れ競技会があったなら、あの方達はきっと優勝~入賞すべての賞をかっさらうでしょう。
暮れなずむティルコの草原で。
朝の光の中で。
雨に濡れながら。
………いつかは、自分も強くなったらあの動きが出来るようになるだろうか…。
そんな問いかけをする自分。
答えは、否です。
致命的に不器用な自分には、マウスをあのように完璧にわがものとし、カーソルをぴたりと移動させるなど
無理。
どれほど戦って、エリンの生活に慣れたとしても、ああはなれないでしょう。
その辺り、自分の事は自分が一番良くわかっているのです。
ただ。
PTを組んだら……などと思っておりましたが、もしかしたらあの方たちは
ギルドの集団なのかもしれません。
ギルドに入会すれば、
ギルドのメンバーとメンバーの間では、あのような動きが可能なのかもしれません。マビノギどころか、オンラインゲームなどほぼ初めてだった自分なので、ギルドというものが何なのか、ギルドに入ったら何ができるのか。
また、オンラインゲームというものの枠の中で、何が可能で…。
何が出来ないことなのか。
まったく理解の外でしたが、そんな自分でも薄々は理解できることがあります。
たとえPTを組めても、どこかのギルドに入る事が出来ても。
自分の実力では、どれだけたってもあの技はできないでしょう。その日もやっぱり狩りを続ける
裸体の勇者の方達の群れを見送って、ぽつんと草原に立ちつくす自分がいました。
はじめて、本格的にMMOなるものに参加して。
はじめて目にするものを、日々たくさん目撃して。
この思い出は、当時ものすごく感動をした出来事として、いまでも自分の胸に燦然と輝いています。
アレが何だったのか、エリンでの日々がやがて教えてくれましたが…!あんぎゃー!Σ(>△<)゜。←涙
感動を返して―!!………などとは申しません。
あの時の衝撃と感動と思いは、上にも書きましたように、ずっと大切な思い出です。
初心者だった自分の間抜けっぷりとともに、永遠に胸に残しておこうと思います。
今でもとても楽しいですが、初めてづくしで公式サイトのことすら知らなかったあの頃の、右往左往していた自分の楽しさは、あの時だけのもの。
思い出の1ページをありがとう、裸体の勇者さまたち。記憶の中で、あなたたちは確かに今でもエリンに君臨する偉大なる勇者さま方なのでした。
強いってなんですか…? by はじ●の一歩
とほほ。
*実は、↑のように使っていますが、いまだにMMOが何か分かっておりません。
何となくはわかりましたが…っっ。
でも、
マビノギがMMOなのだけは、覚えました!←うれしそう